南岸を彷徨う

まだ水は冷たいだろうと朝一はボッケに入る。右手のステージには先行者、その先へ。
朝日が雄阿寒岳から顔を出す、水温は4度でライズは見えない。ジカタまで探り歩く。

鯉の垂直ライズを見た程度で鱒の回遊らしき気配はない。風も弱くなり水の流れも無い。
昼間まで粘ろうかとも思ったが他のポイントも見てみたいので少し悩んで移動することに。

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大島前は車が10台も停まっていてちょっと気が引けたので硫黄山川へ移動、車は5台。
湾内に人はなく奥の岬に集中。時々竿は曲がっているが小さいのが主体の様子。少し休憩。

昼前に大島前へ行ってみると車無し。ダメ元で降りてみると無風状態、湖岸に座り込む。
すると漂うゴミの中でライズ群発見、極小ユスリカも見えたので黒っぽいフライを投げる。

すぐには反応しなかったが粘って投げ続けると40ちょっとのアメ、今日の1尾目に脱力。
同じように漂うゴミの下から同じサイズのアメマスを2尾追加したところで小雨が降りだす。

14時頃に車へ戻り様子見、しかし雨は強いまま。15時から30分やってみたがバラシ1、寒い。
硫黄山川に向かい岬が空いていなかったら帰ろうと思い、寄ってみると空いていた。

風は北風で波が立ち濁りも少々。もしかして魚が寄っているかと思ったらそのとおり!
しかし25~35が殆ど、1尾だけ40少々のが釣れたがあとは全て小アメ。でも楽しい。

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今日の阿寒湖、水温は5度くらいでワカサギの回遊も見られずアメマスのライズもゼロ。
食い方も反転するでもなく、アムッと咥えるだけ。フッキング位置がほとんど同じだった。
(私のフライはキールタイプなので上顎に掛かります、バーブレスなのでしっかり刺さります)



4 Comments so far

  1.   Yun on 5月 10th, 2010

    MADさん、こんばんは。
    土曜日の阿寒湖、お疲れ様でした。
    相変わらず水温がまだまだ低く、湖のコンディションは決して良いとは言えない状況でしたね。
    私も午前中は阿寒湖のアメマスにすっかり見放されてしまい、雨の降り方が強まった午後も遅くになってからやっとアメマスからのコンタクトが訪れだしました。
    またフィールドでお会いした時にはどうぞ宜しくお願いいたします。

  2.   MAD on 5月 10th, 2010

    Yunさん、こんばんは。
    土曜の雨は沁みるように冷たい雨でしたね。
    そちらも午後遅くに反応が出たとのことで、どこも同じ状況だったようですね。
    機会があればまた違った角度から阿寒の情景を楽しみたいですね。

  3.   Toshi on 5月 13th, 2010

    MADさん、はじめまして。Yunさんの所から着ました。
    もしかしたら、MADさんは8日(土)にボッケ桟橋の右で少しだけお話させて頂いた方でしょうか?

    私はルアーマンとふたりであのステージに居ました。
    確か「大きな鯉のライズを見ただけ」を仰っておりましたね。

    普通の釣り人だったならば、我々ふたりは岸に上がって休んでいたわけですから、あのステージの最先端でキャストを始めるのでしょうけれど、気さくにご挨拶をされただけで左のステージに向かって行かれましたね。
    釣り場でよく見かけるガツガツした歩き方ではなく、スペイロッドを持って漂々と歩く後ろ姿がとても印象に残っていますよ。

  4.   MAD on 5月 13th, 2010

    Toshiさん、はじめまして。
    土曜日はボッケの右側からジカタを探っていました。
    帰りがけにToshiさんにご挨拶をして、そのまま他へ向かったのは「イイの釣れましたよ」と教えていただいたあとに入って釣れなかったらカッコ悪いと思っただけのことです、小心者なので・・・。

    その後左方面は何の気配も無かったので、そのまま失礼して他へ移動しました。
    後段のような印象を抱いていただいて素直に喜びたいと思います。
    Toshiさんはじめ、阿寒湖でお会いし、会話を交わす方はゆったりと阿寒湖を楽しんでいらっしゃる方が多いので、自分も見習いたいと思っている次第です。

    また、どこかでお会いした際はよろしくお願いいたします。
    自分と同じ利き手のフライフィッシャーは忘れませんでの・・・。