6月, 2010

2010阿寒FFフェスタ

6月26,27日の2日間、阿寒湖温泉街にてフライフィッシングフェスタが開催された。
一昨年、昨年とは違い、ドライフライシーズンである6月下旬の開催に全国から仲間が集う。

  

遅れ気味だったシーズンも、フェスタに合わせるかのようにモンカゲロウもハッチしていた。
しかし急激な表水温の上昇のためか、鱒の方が一足先に夏休みを迎えていたようだ。

私は記録的な暑さに見舞われた土曜日にフェスタを見学、その前にakiさんと混雑を避け、湖西側を回るがコイだらけ。すぐにピーカンとなり鱒の気配を感じることはなかった。

ネオプレーンウェーダーだったため、汗だくとなりゆっくり撤収作業をし、少し遅れて会場に到着。
まずは師匠であり良きアニキ(失礼!)でもあるつっちーさんのいるTSRブースにご挨拶。

2010阿寒FFフェスタ

春以来のKさんも現着して、デモの合間に桟橋の先端で「気持ちよく飛ばないロッド」の試投。
つっちーさんに今年もキャスティングクリニックをしてもらい、自分のクセを矯正してもらう。

杉坂研治さん、杉山健一さんのデモを見ながら、合間にTSRブースで休ませていただいた。
阿寒湖温泉街もすでに30度を超えていたようで、車での移動を諦めビールでカンパイ!

その後先生(杉坂隆久さん)のデモを見てから、まりむ館も見学して時間を潰していた。
フェスタ前にリールを購入したため、何も買うことが出来ず夕方の釣りに向け、しばし睡眠。

汗だくで予定通りに起きて、清涼シートで体を拭いてスッキリ!16時に桟橋へ向かう。
ここで先日購入したリールの製作者であるkanekoさんや春にお会いしたM谷さんとも再会。

釣りの方はスピナーホールが見られたものの、水面の水温を嫌ってか鱒のライズは散発。
それでも唯一のアメマスをkanekoさんに見せていただき、さすが銘リールの製作者と妙に納得!

桟橋を降りて、やっぱり魚が釣りたい自分は翌日、屈斜路湖へ向かうことを決心。
皆さんにお礼と別れを告げ、ユカタ姿の宿泊客が往来する温泉街を走り抜けた。

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ちなみに翌日の屈斜路ですが・・・、
これまた前日同様厳しい暑さで、朝のうち木の下のライズを狙って12回のスッポ抜け。
1回は「スポッ」と吸い込まれた時にアワセ、その瞬間反転したデカニジに一発切られました。

11時に一旦車に戻り13時まで睡眠、汗だくで目覚め清涼シートでスッキリ!
午後はセミへのアタックを期待したが、表水温が高いのか?メガウグイ1尾。
夕方19時から30分はスピナーホールとライズの嵐、しかしほとんどウグイ。
空振り数発繰り返し、最後はウグイ4連荘。

  

・・・春の湖はこれにて終了です、体力の限界・・・。

今日の主役は・・・

3月の十勝川釣行にご一緒させてもらったつっちーさんに、そのとき見せてもらったリール。
ちょうど大き目のリールを探していた自分にいきなりのストライク、そのリールが手元に届いた。

「クラッシック3.7 TTコラボ」がT-madeさんから届いたのが金曜日。
土曜日は用事があり釣りは予定していなかったのだが、ガマン出来ずに2時起床。

ベタ凪、無風の厳しさのなか、フローティングニンフを浮かべ、ライズが近寄ってくるのを待つ。
沖から近づいたライズ、1mほどの距離でモジッたときにフライを揺らす感じで引っ張る・・・

 

リールを鳴かせるような魚ではなかったけれど、NEWリール第1号がウグイで無くて良かった。
そのあとはモヤが移動してきて視界が遮られる、どこが水面かわからない白い世界にライズは無い。

今日の釣りは8時半まで。モヤが少しずつ薄らいで太陽のあたる場所からセミが鳴き始める。
すでに水面に落ちたセミも多いが魚の反応は無い。モンカゲロウもチラホラ程度だった。

 

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「クラッシック3.7 TTコラボ」リールはTSR131108にちょうど良いバランス。
プレートの深緑というのもシックな感じでかつ個性的でとても良い色合い。

ドライフライの季節はTSR1267とかシングルの#6がメインロッドになる季節。
でも今年はこの「クラッシック3.7 TTコラボ」を眺めるため、もう少し131108を手にしようと思う。

つっちーさん、運命の出会いをありがとう・・・!

ドライフライの季節

気が付けばカレンダーは6月、もう一週阿寒でユスリカか屈斜路にモンカゲ探しの旅かで迷う。
天気予報は晴れで日中の釣りには厳しいだろう、南風予報なので阿寒湖は諦め屈斜路へ向かう。
早朝、美幌峠を越えると屈斜路湖は雲海に隠されていた。9~10時にはこの雲も消えるだろう。

一箇所目はライズは見えたもののベタナギに近く射程圏内に入ってこない、しばらくして移動。
次に少し風のあたる岬を見つけ、ユスリカを意識したフライを引っ張る。6時半頃に初アタリ。

やや遠めで掛かるのでランニングラインがグーンと伸びる感触、そして程よい首振り感。
久しぶりに4Xを使ったので切れどころが分からず慎重にキャッチ、太ったアメマスに満足。

  

7時半くらいまで4尾、どれも50に満たないが肥えた魚体で強い引きを楽しめた。
9時頃まで粘ったが、上空の雲も消え去り南風が強くなってきた。一旦車に戻り休憩。
その後風裏やモンカゲ早出地帯を見てみたが、特に気に付くこともなく森のなかで仮眠する。

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午後は2時過ぎから釣り場に向かった。午前に釣った岬が空いていたので探ったがダメ。
夕方、砂湯~仁伏間をうろついたがモンカゲ1匹見掛けない、岸際に大量のワカサギの群れ。

「ワカサギの群れの沖にいるかもね」と浮かべたり引っ張ったりを繰り返すが反応無し。
ダメ元で最後にとモンカゲフローティングニンフを浮かべすぐに引っ張る。すると出た。

狂ったように暴れる魚体が水面下でギラギラ光った、ニジマスか?アメマスか?
どちらか判断出来ないくらいの光は夕焼けのせいか?少しリールを鳴らす走りのせいか?
4Xティペットでバーブレスフックだったため、またまた慎重になったアメマスは47。

朝、家を出るまで、峠を越えるまで、いや釣り場に立つまでは正直テンションは上がらず。
それでも水面下で掛けたアメマスも、今期初のドライでのアメマスもコンディション抜群!
これで一気に屈斜路モードに突入です、さて、今年はどんな釣りが楽しめるかな??

いよいよ屈斜路湖の熱いドライフライシーズンの開幕です。まだ少し沖ですけどね。
来週あたりからはモンカゲも見えてくるのかな?次はとりあえずツバメを探してみよう!