まだまだ前半戦!

 今シーズンは雨も多く、肌寒い日々が続く。

今週は3連休だが、釣り以外の予定もあり遠征は実現ならず。

いつもの湖の、いつものポイントで4週目の出航!

虫も見当たらず、少ないライズ。ごくたま~に出ても食わない。

水面ほぼ直下を引くと追ってきて、ガツン!

今日の1尾は水面直下を走ります、切れるなよ4X。

潜らない魚だったのでジャンプはありません、先週よりは余裕で対処。

まだ、あどけなさの残る50センチに少し足りないニジマス。

この1尾でフロータを組み立てた労苦が報われます!

帰り際に、同じサイズのニジマスをヒット!

ネット目前で色気が出て水中撮影にトライ。

しかし、もたついている間にラインを放してしまい、首振一発で逃げられました・・・

尾びれの音

カポ、カポ、ジュボ、ツィーーーー、ジャッポーンン、ベチベチ、ジャボーン・・・

伝わるか分かりませんが、3週間狙っていた軍団の一員との出会い。

ジャンプ力は過去に出会ったニジマス中トップクラス、そのたびに息を吸い込む私。

4,5回のジャンプで抵抗を試みたその魚は、次にフロータの影に入り込もうと突進。

慌ててライン処理、後退しながらリールにも巻き込み、無理に引き寄せず消耗戦に切替え。

やや産卵の疲れが残る容姿、それもあってかスピード感より重量感を感じた1尾。

秋なら取れなかったかも知れないと感じたと同時に、秋にまたお手合わせを願いたいとも。

消耗戦に持ち込んだ自分を反省しつつ、前のエプロンを外して念入りに回復させる。 

大きな泡がエラから2、3度吐き出され、その後魚体を左右に揺らし、底へ戻りたいと訴える。

 

次の1尾を狙いに再度沖へ向かう途中、いつものイルカ君が悠々とクルージング。

少しの波紋でも消えうせる用心深さを知っている自分はキャストも出来ず見送った。

彼に対峙する資格は、今の自分には持ち合わせていないと感じた一瞬だった。

ちまちま食っているね~

 

モンカゲロウは結構見られるのに、今ひとつ反応していないように思う。

雑多な陸生昆虫も多いし、流れの筋を見つけられないのも厳しさの原因かな?

立ち込みでは無視されたので、思い切って沖へ漕ぎ出してみた、すると・・・

幸先良く、一つめのライズをいただく。

リールを少し逆転させた魚は、次にフロータの下へ潜りこもうと急速で寄って来る。

銀色の魚体が水面近くに浮き上がってくる。

もう一息だけど、なかなか空気を吸ってはくれない。

久しぶりのシングルハンドロッド、片手で支える難しさを痛感!

それより魚の回復が先だな、表水面の温度も上がっているからね。

表水温も16度~18度とかなり高くなってきました。

陽射しの強い日だと夕方には20度近くまで上がる場所もあるでしょう。

天気次第ですが、前半戦終了ももう目前です・・・