子どもの行事も吹き飛ばした週末の荒天、日曜日の朝9時の峠は全くの冬景色。

土曜は強風で渡船は休業だったとか。今日も風は強いが10名が北岸へ渡ったらしい。

渡船をしない釣り人は風の弱いポイントに集中、しかし魚からの反応は無い。

釣友のYさんと朝一良かったらしいポイントに移動し、午後の一発に期待する。

反応は少なかったがその少ないチャンスを何とかモノに出来、ボウズは免れた。良かったぁ～

天気予報はハズレ、最後まで太陽は出ず、風も強いまま、気温も１，２度、釣れた魚もヌルヌル。

例年GWの次の週までは、朝うっすらと積もることはあるが、帰りの森の中は見てのとおり。

冷え切った体には「ミシュランガイド北海道版」に掲載された旨いラーメンをいただくことにしよう！

ガイドではみそラーメンがオススメとなっている、写真に収めたあとはスペシャルトッピング。

「民宿ぎんれい」は阿寒湖温泉街の西側、ウグイ川の横にあります。ゼヒお立ち寄りください！

 こんな阿寒湖だけど、今年はどこと言うことなく全体的に釣れている様子。

条件さえ整えばアチラコチラで楽しめそうな感じ。今年の阿寒は「アカンくない？」

週末アングラーには厳しい天気予報、５時過ぎの大島前駐車場に車は無い、今日土曜？一瞬不安に。
ゆっくり準備しているとＹさんの車が入ってきた、人の無さにＹさんもビックリ。二人でポイントへ降りる。

大島前

風は東寄りの風、波立っているものの流れのスジも無く、ライズも見えない。虫っけも魚っけも無い。
ポツポツ釣れるのは２０センチに満たない小アメ、７時過ぎに５０台が釣れたが雨も強くなり車に戻る。

阿寒湖のアメマス

タッケさん（漁協の検札おじさん）曰く、日中に釣果が集中しているらしい。もう全体ユスリカなのか？
タッケさんのアドバイスを信じて、８時に車に戻り仮眠を取る。１０時前に別のポイントへ行ってみた。

誰もいない湾洞には２本の流れのスジが入り込んでいる、しかも１本は届きそうな距離だ、観察、観察。
オオユスリカもポツポツと見えるし、スジの中ではライズも見える。１投目からショートなアタリを感じる。
なかなかフッキングしないので、早引きに変えると釣れる様にはなったが、ここでも小アメのオンパレード。

未来の金アメ候補

フライを変えたり、リトリーブを変えたりしながら、小アメを釣っていると少し風が変わってきた。
流れのスジが１本になり手前に入り込んできた。重点的に探ってみるとズドン！と５０前後が４連発！

プライムタイムは約３０分、風も止みスジも消滅するとライズも消えた。ちょうど正午の出来事だった。

阿寒湖のアメマス

 *

１３時から昼食休憩でぎんれい、今日はスタミナラーメンで夕方の釣りに備える。１４時過ぎに休憩終了。
大島前から再開したが、やはり虫っけ魚っけが無く、早々に昼間のゴールデンポイントに移動を決める。

ぎんれい・スタミナラーメン

しかし湾内は昼間と違って湖流が無い感じ、おまけに雄阿寒岳もヤイタイ島も見えない低い雲で覆われている。
結局、小型が１～２匹釣れたのみで納竿となった。なかなか天気に恵まれませんが恨んでも仕方ないのです。
アメマスもユスリカを意識しているのか、オリーブ色のモジャモジャが良かった季節の変わり目の阿寒でした。

阿寒湖・ナントカウシ

 Ｄｏ！さんの出航を見送ったあとは、久しぶりにウーリーさん、akiさんと並んで釣りを開始。
５月上旬に雪が降るのは阿寒では珍しくないが、鈍りきった体には毒。でも昨日より良いらしい。

ゴボッ！ガボッ！と来たのは午前中は朝一に１匹と場所移動後に２匹だけ、しかも子アメばっかし。
先月末に降った雨で水温低下と濁り、釣れるのはアシ周りにいる子アメが主体らしい。まだ寒いしね。

ワカサギは湖面を漂っているけど、かなり小さい。冬のワカサギ釣りの時は大中小と３タイプ居たね。
そのうちの最小タイプばかりが浮いている。こんな小さなストリーマー持ってないぞ、ダメかもね。

激シブで激寒の午前中の釣りを終え、エネルギー補給にぎんれいで昼食を取ることにした。
Ｄｏ！さんたちも撤収前のエネルギー補給、つかの間ではあったが楽しい昼食となりヤル気回復！

私以外は連日の寒さの中での釣りだったのと、帰りは遠路となるため、午後は私ひとりで補習。
なんとやっと陽が射してきてほんわかと暖かく感じる。午前中に魚っけのあったワンドの真ん中。

どうせ子アメ相手ならと６/７番ロッドに持ち替えて、ひたすら引っ張りまくるのでした。
型は２０～３５センチくらいばかりだが１匹だけ４０オーバー！ありがたや、ありがたや。

あんまり釣れないとフライをいろいろ変えたくなるけど、結局主役はいつものスメルトフライ。
自力本願の自分は何にも拝まないで釣ったけど、拝んだら５０オーバー来たかもと、ふと考えた。