11月 8th, 2009

夢と静寂と切り株と

7、8日は道北・朱鞠内湖への遠征釣行。車中泊の準備をして出発!
数日前に降った雪が融け水温低下、ターンオーバーも重なって厳しい状況。

1日目は湖からの反応は無し。湖岸の雪の上にロッドを投げ出し座り込む。
すると背後から「お前の落としたロッドはこのロッドかい・・・」と不思議な声がして振り向くとそこには・・・

夜は小さなパーティに参加させてもらった。買出しに大西商店へ。
なんと2600円くらいの買い物にとくとく券1000円分付いてきた。
その1000円分は翌日の渡船代に使えるそう、これはかなりお得だ!

翌日は友人たちと合流して北大島へ。幻想的な風景の中キャストを繰り返す。
私は前夜の学習が過ぎて集中力低下、途中雪のうえで寝てしまい寒さで起きる。
友人たちは集中してリトリーブを繰り返し、それぞれサクラとアメを釣る。

湖水の状況が厳しく、ワカサギも深場に入ったのかほとんど姿を見ない。
本命のイトウは見られなかったが、「いつかはこの手に」と気持ちを新たにした。

静寂の北大島から前浜へ戻るとTSRの講習会と試し振りのイベント。
知った顔も多く、挨拶をしながらの釣り話も弾む楽しいひと時。
いろいろなイベントや釣り場でニアミスをしてきたH爺さまともお互いを確認。

スペイ競技に使われているロッドから実釣向けのスイッチロッドまで並んでいる。
実釣派の私はやはり#6ロッドに心奪われる、11ftのスイッチロッド、イーね!

結局、2日間とも湖から何のコンタクトも無かったが充実感いっぱいに帰路に着く。
魚は釣れなくとも、朝にみた風景と1投1投の期待感で満たされたこの気持ち。

きっと、このサイトを見に来てくれる人たちには通じることと思う。
同時に携えた目標がより大きな存在になったのも確かだ。「次こそは!」

湖でお会いした方々、杉坂先生みなとさんをはじめ、多くの友人たちに感謝!