道東アメマス・ドーンと沈めて・・・
3連休の中日、友人のアドバイスを頂戴し、やや増水気味の十勝川へ向かう。
かなりの人が見込まれるポイントを避けつつ、それなりに釣れそうな場所に入る。
入渓地のずっと下流に人の列が見える、そこがポイントなんだろう。
その前にキャスティングのチェックも兼ねて、眼前の流れを探ってみる。すると・・・
ファーストヒットは35センチほどの虹鱒、そして次は同サイズのアメマス。
今日のティップはT-11を選択、フライも2グラムのイントゥルーダーをチョイス!
全くキャスティングは不安定だけど、下流へ向かいakiさんと合流。
長~いランは14フィートでは心細いが、水紋が広がる手前を重点的にトレース。
基本的なことだけど、しっかり真っ直ぐターンさえすれば、スイング中にモゾモゾ・・・グン!
流れが重いのでグン!の瞬間は”良型”を予感させるが、次のプルプル感でちょっと脱力。
それでも午前中は、チビっ子サイズが2桁を超え、心地よい十勝晴れと相まって気分良好!
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午後は下流で苦戦を強いられていた”班長”一団と合流し、二手に分かれてアメマスを狙う。
たくさんのルアー、フライ見たためか、午前中より反応が悪い、ショートバイトが多い。
数少ないアタックを幾つか仕留め、陽が落ち始めたころにヤツは来た、来たのである。
明らかに大きな振幅、逆転するリール、久しぶりの感触にいつもどおり腰が引ける。
ほとんど諦めていたなか、無欲の1尾は66のオス。
ずっと小さなサイズばかり見ていたので「70超えた」と思った1尾。
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その後、Bさんとこのポイントの最後の釣り人になるまで粘ったが状況変わらず。
陽も落ちて冷たい乾いた風が強く感じられるころ、河畔の森を抜けて駐車場へ戻る。
班長一団と再会の約束をし、Bさん号が堤防道を越えるのを見届けた。
釣り友のアドバイスに助けられ、今日の楽しい一日があった。
「感謝だなぁ」と小さくつぶやき、上を見上げると研ぎ澄まされた夕空に小さく微笑む月を見た。