早春の十勝川・おまけ編

遠征最終日(15日)、みんなで相談して大きく場所替えしてアメマスを狙う。

仲間がポツポツと釣って10時過ぎにはマッタリモード。飛行機の時間を考え早めの解散。

私もここで皆とお別れして、昔よく利用した定食屋へ向かう。しかし日曜は定休だった。

どこか途中で温泉でも入ってゆっくり帰ろうと思ったけど、十勝川に近づくにつれヤル気復活!

下流から見ていくと、堤防道を散歩中のお父さん犬に「1匹釣れた?(ワン)」と聞かれた。

お父さん犬を連れたお父さんに「ウグイ釣りか、引っ掛けか?細い竿だな」とアドバイスをいただく。

気を取り直して上流へ向かうと有名ポイントに駐車2台。14時、やはり釣れていないのか?

遠浅ポイント無人、水位も低く水の色もだいぶん回復している。流れも出ているので釣り開始。

1投目で根掛かって木の枝を釣る。2投目、またもや根掛りかと竿を煽ったらいきなり伸された。

3日間での初アタリが強烈なストライク、暴れるシーンを撮りたかったけど、動揺して全然写ってない。

重量感タップリの70オーバー、もちろんこの1匹で心の奥のモヤモヤ感は完全払拭。

同時に先週の雨がもう2,3日前に降ってくれていたらなと重ね重ね残念に感じた。

時間は15時前、下げ潮止まりが17時だけど帰りを考えてあと1時間勝負か?

しかし、その後はひとアタリもなくストップ・フィッシング。奇跡の1匹にモーレツに感謝!

帰り支度をしながら15分くらい川面を眺めていたけど、ライズもボイルも無い。

3月はもう遠征できないけれど、すんなりと諦めがつくほど生命感に乏しい3日間だった。

それにしてもよく歩いた3日間だった。1日目1万歩、2日目1万1千歩、3日目6千歩。

スノーシューだから可能だった十勝川の彷徨い、森を歩くこの周辺で最後の釣り人となった。

広い河畔林を抜けると堤防の上空を北に向かうはくちょうの群れ。

堤防を上がるまで川のほうからは、はくちょうたちの鳴声が聞こえていた。

十勝遠征の最後はインデアンで〆。今日は迷わずインデアンカツを注文。

延長戦で釣ってしまったので、帰りの温泉はさすがに無し。天気は穏やかな3日間だった。

今回の釣り旅、師匠を始め、ご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。

またいつかどこかで一緒にロッドを振りましょう!やっぱり釣りってイイね!



No Comment