4月, 2015

奇跡の1匹?

道東のアメマスがいる河川各所、4月はその河口部が釣り場になるところがほとんどだ。

数日前の雨の増水が残るが、目指す河口はどちらかというと潮の干満で水位が変動する。

増水が気になるが、もう夜のうちから移動してしまっている。さすがに諦め気分の濁り。

透明度20センチ・・・、地形も大きく変わりずっと遠浅。次の釣行のため、観察、偵察。

砂浜を歩いていくと沖でライズ。地形見えないけど恐る恐るウェーディング、これまた遠浅。

さすがにライズ地点はギリギリ、同じ立位置から投射位置を変えながら十数投目でドッカン!

格闘すること数分、何度も水面でゴボゴボやるもんだからフッキングが心配。

近くに寄っても濁りで口元が見えないので、強引に寄せることが出来ない。

魚を上流に寄せると水の抵抗で重いので、一旦上流側に泳がせ、下流に寄せる。

無事、ネットイン!

岸際は砂と泥だらけで困っていたら、一箇所湿原の水が落ち込んでいる場所を発見。

撮影、計測後、濁った川にリリース。濁りのせいか背中のグリーンがやけに鮮やかに見える。

その後、周辺を細かく探ってみたけど、反応やライズ、ボイルも無し。奇跡の1匹だね。

潮が下げ止まったのか流れも緩くなり、地形の状況は何となく分かったので終了とした。

サケ稚魚を追い海に出るには必ずここを通る。浸透圧調整もあるのでスグには出ないはず?

問題はどこに留まるか、だ。それがフライの届く範囲かどうかは、次回の釣行で分かるだろう。

アメに強い?

1ヶ月ぶりの釣行はもちろん最盛期の別寒辺牛川。遠いので途中の河川の河口も見る予定。

しかし、数日前の雨でどこも大増水。濁流となってそうなのでそのまま一直線に厚岸、遠い~。

明るくなる頃に駐車場到着、干潮は9時前なので準備してポイントへ向かう。もう岬には数人。

午前5時、最下流まで降りず目の前のウェーディングポイントで開始。水温4度、濁り無し。

開始して数分後に初アタリ、いきなりロッドをグイグイと絞り込む。一瞬期待するが知っている。

今時期の別寒辺のアメは他の河川の春モノと違って10センチくらい勘違いすることもある。

初物は案の定、40センチ半ば。イイ顔している!

どこかに溜まっている感じではなく、群れで泳いでいるのか2,3匹釣れては止まる感じ。

自分の下流から岬までは誰もいないのでステップダウンしてスポットを探してみたが沈黙。

元の場所に戻ってゆっくり下がるとアベレージ40半ばの魚たちが反応、みんな元気イイ!

干潮に向かって流速も上がりスイング気味にヒットする。

正確にはスイングからのファーストリトリーブでヒットのパターンが多い感じ。

気温、水温ともに低いのでランニングラインが上手く掴めず、フッキング率が悪い。

潮下げ止まりの時間に良いサイズの魚が掛かるようになる。計っていないけど50後半クラスか?

春の爆釣!とはいかないけど、暇無く釣れてひとまず満足。10時には一旦休憩。

(線路通過時は前後を注意し、列車を確認したら早めに線路から離れましょう!)

満潮の上げ止まりが15時前なので昼寝でもしましょう!と思ったけど1時間で目覚める。

時間が有りすぎるので厚岸町内を徘徊し、結局いつものかきめし弁当を購入。

眠たくても眠れないもので15時まで待てず、14時半には河岸に立っていた。

薄暗くなる17時半までやったものの、アタリひとつ無し。やっぱり満潮廻りの釣りは難しい。

魚はどこかへ行ってしまうのか?今後の課題ですね。

さて、さて明日はどうしようかと、道の駅コンキリエで一人作戦会議。

でも注文した「えもんカレー」が美味しくて考えに集中出来ない。車に戻ります。

車内で天気や水位を見て、いろいろ考え一箇所だけ確認して帰ることに決定!

今期は2日連続の自由時間が無さそうなので、別寒辺牛の釣りはこれで終了!の予定。