3月 2nd, 2015

わかさぎ三昧

冬の楽しみである氷上のワカサギ釣り。食べ飽きないおいしさも魅力のひとつ。

今シーズン最後と思われる釣行にかなやま湖を選んだのには「魚の味」にも魅かれていた。

大型(12~13センチ)でも内蔵の苦味がないので、我が家ではそのまま調理で問題無し。

サシ餌も釣っていて針から取れていることは皆無、マキエの跡も無く湖上はキレイだしね。

今シーズンのワカサギ最終戦は2月最終日。大中小と3サイズを仕分けして調理。

中小サイズは唐揚げ。小サイズは主に子どもが食べて少々余るはず。(無いときもある)

それを翌日、しょうゆ、日本酒、みりんと砂糖でネギを煮て、柔らかくなったらわかさぎを入れる。

1分くらいわかさぎに味をしみ込ませて、溶いた卵を回すように入れ、一旦強火にして火を止める。

わかさぎの卵とじ丼完成。ネギは玉ネギのときは甘め、長ネギのときは甘さを控えた味に仕上げ。

中サイズは唐揚げにして、主にマリネにする。

以前は白ワインビネガーとかでマリネ液を作って漬けていたが、最近は市販のマリネ液。

それに少々調味料を足して好きな味に仕上げている。酸っぱめが好きなので酢も足す。

これはもうその辺のフレンチを越えた味わい!コース食べたこと無いけどね。

今回、かなやま湖の大サイズのワカサギはこれにすると決めていた「わかさぎの一夜干し」

以前、北見で挑戦したときは、チミケップ湖産(12~13センチサイズ)は成功。

網走湖産(13センチサイズ)では苦味が残り、この影響で網走湖には行かなくなった。

再度、チミケップ湖産で挑戦したときは、寒い夜(マイナス20度超)で干す前に冷凍。

水分を含んだまま冷凍したので解凍して焼いたら、水分垂れすぎで味半減、身もボロボロ。

それ以来の挑戦、かなやま湖産の大サイズは・・・、大成功!ししゃもなんか非ではない旨さ!

白糠町の大森水産を真似て塩水ではなく、直に塩もみして3時間、塩と出た水分を洗ってから干す。

ビールなら商品にならないほどに苦味ゼロ。もう、完全メニュー化ですな。

これは前回のかなやま湖の大サイズわかさぎの甘露煮。

まだ残っているので、これも少しだけいただく。いやぁ、美味しい。

(内蔵の)苦味のあるワカサギは甘露煮にしても苦さは残る。

なので、かなやま湖産はとても上品な味に仕上がる。

来シーズンも単独釣行はかなやま湖で決まりかな?