4月 25th, 2010

5週目の厚岸

5週目の厚岸、いつもより早く6時前に着いたがやはり結構な人。浅くなる付近で開始。
沖にライズが見えるがユスリカを捕食しているようなモコッと音の無い”ライズ”。

一応サケ稚魚系ストリーマで2尾釣れたので、流れが出ればイイ釣りになると算段。
しかし、9時前まで全く反応無し。釣れているのもかなり狭いポイントのようだ。

 

一旦車に戻り、昨晩あまり寝ていなかったこともあったので、昼くらいまで寝ることにする。
しかし国道沿いではトレーラーの振動もあって、1時間半ちょっとで目が覚めてしまった。

それでも満潮を過ぎたので、午後には流れが出ると読んで再度河原に立った。
釣り人も少なくなった14時頃から流れも出て、朝に釣れていた場所が空いたのでそこでトライ。

天気予報どおり南風が強く雨も降り出した。雨はミゾレになり氷になりアラレになる。
厳しい状況になったが「今シーズン最後の厚岸」との思いが気持ちを線路に向かわせない。

 

真横に投げて沈めて45度角に入ったところでリトリーブ、岸際近くでドカン。
典型的な小魚の群れを襲う食い方。でも型は35~45くらい。デッカいのはもういないのか?

小さなアメマスを2桁釣ったところで岸際のフライを食い上げるようにドッカンと出た1尾。
狂ったように水面を暴れ、走り、ジャンプ!今週も出てくれた60オーバーは精悍なオス。

 

その後最下流の様子を見に行ったが、魚の気配も薄くチビアメ2尾だけ。元の場所に戻る。
そこで2尾ほど追加したが、スレきったのかショートバイトを経て反応も無くなった。

厳しい5週目だったが厚岸の釣りも今日でひと幕、見上げると正面に薄っすらと虹が掛かった。
ちょうど最下流ポイントの上流から最下流までを覆うように掛かる虹をしばし見とれていた。

 

帰りには道の駅・コンキリエで新メニューの「かきぶた合戦丼」をいただき、アサリをおみやげに帰路に着いた。Kさんにも帰りがけにご挨拶できた、ありがとうございました。

のどかな風景を見ながら楽しめる厚岸湿原、別寒辺牛川の春の釣り。
水温はまだ5度前後と例年になく低いのでGWも楽しめると思います。
お帰りにはコンキリエのレストランで美味しいカキメニューを堪能するのもオススメです。

 

カキを使ったメニューが多いのでカキが好きな人は少し迷うかもしれません。
レストランは展望も非常に良くて、お膳を待つ間も全く退屈しませんでした。
ありがとう厚岸、厚岸の皆さん、そして別寒辺牛!ますますハマッて行く自分を感じた1ヵ月でした!