雪代の湖

5月といえば、阿寒湖のほかにもうひとつ、朱鞠内湖が解禁。
今年は住処から近くなったので、土日で楽しむ計画を立てた。
今年は遅刻せず、5時の出航前に準備完了。結構な人数が渡船待ち。

比較的湖の東側で釣果が聞こえてくるので混むだろう。西側を選択。
数少ない朱鞠内の釣り経験だけど、この水量は多いね、濁りも強い。
ワカサギは見えないけど、千載一遇のチャンスに備えて集中。

ラインに流れを感じず集中力が続かない。20分くらいごとに移動。
あちこち移動していると水温の上がった?昼前に小さなアメマス。

その周辺のボサの後ろ、岸際で第一ワカサギ発見。こりゃ来るかな?
期待は時間とともに下がり、水位は少しづつ上がり、水も冷たくなる。
いつも16時前に力尽きるので、ちょっと昼寝して夕マズメに賭ける。

しかし、日が沈むまで何もなし。迎えの船のエンジン音が聞こえる。
道具を片付け船を待つ間、岸際を歩いているとワカサギの大群。
その後、ブッシュの周りでボイルが数回。ああ、そういうことね。

前浜に戻って19時チョイ過ぎ。ハウスで渡船代を払って間に合うか?
間に合いました、ルオントのラストオーダー時間。では、納豆ソバを。
夕食後、急激に眠気が襲い、歯だけは磨いてバタンキュー。

夜中に雨竜ダム放水のサイレンが直近で鳴ってビビったけど熟睡。
翌朝4時に目覚めて、さてどうする?今後のために様子見でも行くか。

途中、士別の「ふどうの水」を汲んでゆっくりと山上湖へ。7時着。
雪代でダムはオーバーフローしてるけど、満水でも立ち込めそう。
フローティングライン持ってきてないけど、1匹遊んでくれた。

直ぐにポツポツと雨粒が落ちてきた。今日は様子見なので充分。
ここは近いので、今度はシングルハンド、ドライフライで遊ぼう。

今週は濁りのなか、透明な色のなかからアメマスが1匹ずつ。
釣果は厳しかったけど、次に繋がりそうな実りある結果。
帰りの空は雨模様だったけど、気持ちはとても晴れ晴れ!

嵐の阿寒湖

11月の釣りはこの週だけかも・・・、天気は大荒れ予報。さて、どうするべ。

やっぱり定例化しつつある阿寒湖かな?5、6mの強風予報だけど南風だ。

金曜の仕事を定時であがり、家に帰って荷物積込み、22時出発で翌7時着。

無人の大島前は雨、少し車で待機していたけど、待ちきれず8時に馬の背。

例年、アメマスの反応がわりと良いけど、今年はほぼ無反応。1度のアタリで1匹。

湖流もなく、回遊は見込めなさそうなので、少しずつ西側へ探り歩き。

今時期、魚の寄りが良いのはボッケらしい。雨も止んだし、早々に移動しようか?

画像では分からないけど、ボッケ方面に虹が掛かっている、よし、移動だな!

そうすると湾の西側岬でアタリ、結構な衝撃だったけどアワセられず。ん~。

周辺探っていると、ワサッと来るけど乗らない。ポーズを長めにとると食った。

大きくはないけど久しぶりの魚、元気なニジマス。さて、ボッケに移動しよう。

ふと、移動先のボッケ方面を見ると人影が1、2、3、・・・、4人見える。

これはちょっと多いかもね、と一旦車に戻って早めの昼食。

予め持参した美唄焼き鳥のモツ串をカップ麺(キムチうどん)に入れて見た。

やはり、モツ串は普通のそばの方が合いますな、これは二度は無いね。

12時前に移動したのは無人の硫黄山川の湾。誰もいない。

ここを2時間ほどやって、夕方はボッケで釣ろうという算段。

準備していると漁協のMさんが見回りで来て、ボッケの様子を伺うと4人だけらしい。

それでは、ここはチャチャと探って移動するかと湾内から探る、すぐに反応。

何とギンピカのサクラマス、う~ん美味しそう。だけど、ここは触らずリリース。

その直後に1バラシ、たぶんサクラ。その他の魚の反応はなく、水草が少々。

ボッケは散策路が工事中で少々迂回。南西風が強く、4人はジカタ方面にいる。

ブイの瀬が空いているので、チャチャと探ってみる。すぐに反応あるが乗らない。

たぶんアレだな、とストップ&ゴー的にポーズを長く取る。するとフッキング。

この方法で10回くらいアタって5匹ほど釣る。皆、お疲れ気味のアメマス。

さて、大きなニジマスがガツンと来ないかなと思っていると突風が背中にガツン!

14時過ぎから風速、風量のスイッチが数段上がった、岩から落とされそうなくらい。

たまに違う方向からの突風も吹く。水面から巻き上がる突風も。こりゃ、アカン。

岸辺に戻って温泉に浸ったけど、波が押し寄せて落ち着かない。

一番東側に移動、ジカタで数投したけど、突風プラスうねりまで出てアウト。

予定より少し早目だけどもう温泉だね、まりも湯の前に来ると暗い、休業か?

一旦通り過ぎたが、暖簾は出ていたような・・・、もう一度通る。暖簾は出ている。

店に入ってみると、目の前におばちゃんドーン、あ~ビックリした。

なんと、この強風で停電らしいです。大きなホテルは自家発電で明るいんだとか。

「電気が点かないだけで、懐中電灯あるから入るなら入れますよ」とのこと。

キャンプ用のLEDランタン(防滴)を持ち込んでも良いとのことで貸切。

普段は味わえない野湯的な雰囲気のなか、良いお湯を堪能。

途中で電源が復旧して、1回で二度楽しめた今回のまりも湯。

入るとき、停電の影響でレジが開かず「もう、お代はいいよ」とのこと(500円)。

帰りにレジ開いたしょということで、無理やりお代を取ってもらった、400円で。

さて、一応車中泊でどこでも行ける準備はしていたけど、車の移動は無理。

寝酒に買った奥尻ワイン(メルロー)を多めに飲んだけど、風の轟音で眠れず。

さて、明日目覚めるとどうなっていることやら・・・。

離れ小島の一日

7月の釣り以降、8月は釣り無し、9月の遅い夏休みは雨続きで温泉巡り。

先週は支笏湖で少しの時間、ドライフライを浮かべたが気配無し。

今週はやっと日曜月曜休みで泊釣行の準備をして、土曜の午後出発。

途中、三笠の山崎ワイナリーに寄って、寝酒に1本購入。

途中、秩父別温泉に寄って、7時過ぎには幌加内町に入る。

やっていると思ったそば屋が閉まっていた、ん~残念。

道の駅に移動し、酒のつまみで買った美唄やきとりをそばに入れて夕食。

この夜は寒くなく、少し薄着で寝袋に入り熟睡。翌朝、4時過ぎ起床で湖へ。

ポイントは特に考えていない、水位も低いので「静かに釣り出来る所」でおまかせ。

午前5時30分出航のMAXコース、遠くの離れ小島にたどり着く。さぎ島とか。

船が遠ざかる、あっ、上がり時間聞くの忘れた・・・。(携帯電話は繋がります、au)

初めてのポイントに一人、水位がやや低いのでロッドを振れる場所は広範。

到着時はアチラコチラで大小のライズ、ボイルが起きていた。こりゃ凄い!

しかし、ナギのためか、腕のせいか、朝のボイルタイムは終了し、静かな水面に。

風が出るまで朝ご飯タイム、パンとコーヒーを飲みながら周囲を見渡す。

湖面は静かなので、ボイル探しとポイントチェックで少し島を歩く。

400メートルくらいの範囲に大きく7~8か所スペイキャストに適した場所。

そこを風を見ながら探る。風は強くはないけど一定せず、結構右往左往。

やっぱり秋は難しい。ワカサギも朝一見ただけで深場に移動か、気配はゼロ。

湖水も濁っていて透明度40センチといったところか?

一日ロッドを振り続けたけど、湖流を感じる時間はなかった。

夕方15時と16時に範囲内ボイル2回見たのと、枯葉地帯でアメマス1匹。

それでも久しぶりのフルタイムフィッシング、静かなポイントでのんびり出来た。

朝と昼にはお湯沸かすのにソロストーブで火遊び。島、枯れ木だらけだし。

500ccの水なら着火から5分程度で沸騰させることが出来る。ちょっとコツは要るけど。

そんなこんなで16時30分過ぎ、遠くから漁船のエンジン音がかすかに聞こえる。

納竿ですね。

今日は曇りの一日で気温はそれほど低くなかったけど、船上で受ける風は冷たい。

今日は日曜だからか、北側のMAXフィッシャーは自分ともう一人の2人だけ。

前浜に着き、車に戻るともう真っ暗。片付けてレークハウスで渡船代金の支払い。

温泉に向かう途中、ラジオから「明日は道北、道東で積雪40センチ」との声。

途中、予想外に霧立亭が営業。夏季シーズンは夜も営業しているようだ。

店前が暗くて一度通り過ぎたけど、暖簾は出ていた。冷やしたぬき大盛で。

食後に政和温泉に寄ったら入口に「カメムシ異常発生で露天風呂閉鎖中」

一瞬迷ったけど、今日は帰るので妹背牛温泉に寄ることにしよう。

選挙のためか、夜8時前に入ると結構空いていて、8時過ぎると自分入れて3人。

ゆっくりのんびり出来て、イトウは釣れなかったけど久しぶりに楽しめた。

さて、11月もたぶん釣り出来るのは1週だけ。荒れるなよ、天気。

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