'道東の風景'

少ない釣り人

遠征2日目、日の出は6時半頃なので、6時くらいには駐車場と考え定刻通り現着。誰もいない。

やはり釣れていないのか日の出時刻になっても誰も来ない。もしかして曜日間違えた?と携帯確認。

ゆ~っくり準備しても誰も来ない。行ってみますかとポイントへ向かう。1箇所目、何も無し。

2ヶ所目、3箇所目の鉄板ポイントでも何も無し。枯れ木、葉っぱは拾うけど何も無し。次も同じ。

「水温かもね」と復路ではアタリひとつでもと思いながら流し、張り、緩め、揺らしても何も無し。

完全に釣りスイッチが切れたので帰路につく。ラジオでは道内日本海側の降雪のニュース。

「道内太平洋側の一部で晴れ」と繰り返す。その晴れた空の下を車は進む。頭の中は食べ物。

白糠町ではまずOMS(大森水産)に立ち寄る。手塩仕込みのししゃもを少し多めに購入。

いつも思うんだけど、OMSって略す必要あるのかな?大森水産直売所でイイと思うんだけどね。

ちょうどお昼だったんで混んでるかなと思ったらそれほどでもない。やっぱり寄っちゃう。

カウンター4番に座ることが多いんだけど、先代と現店主がそっくりで何だか微笑ましい。

車で走りながら茶路の河口をチラっと見たけど無人のようだった。音別河口にも寄ってみた。

釣り人3人、水位低く浅さが際立つ。時間もあるのでニューロッドの感覚を覚えるのに実釣。

1箇所で小アメ2、もう1箇所で中小のアメ6匹と思いがけず釣れた。でも最初の1匹でカメラ電池切れ。

寂しい釣果とそのバロメーターとも言える釣り人の少なさ。来る前からある程度の予測はしていた。

なので、今回の遠征の最大の楽しみは最初からこれだった。日曜の昼に食べる予定だったけど!

釣果は残念だったけど十勝晴れの下、ニューロッドへの入魂も済み、温泉&食事と楽しい遠征だった。

峠の頂上を過ぎると吹雪。テニスの注目大会で熱血解説者が日本に居ないからとラジオで言っていた。

今シーズンは厳しいかも知れないけど、天気が許せばもう1回遠征したい。思い切って新展開かな?

道東ファイナル

道東生活も残りわずか、3連休は遠方の友人に逢うために天気予報を無視して十勝。
本別町の岡女堂パーキングで休憩。豆キャラの帽子も飛ばされることも無い無風。

風が強まることを予測して、風裏になるポイントまで歩いたが、かなり浅くなっていた。
アメマスシーズンは湿原河川が主体になっていたので勉強不足でした、申し訳ない。

午後、風はかなり強まり移動か納竿か悩みながら堤防を進む。時折ホワイトアウト。
デジカメで撮ると割りと見えますが、感覚的には3倍くらい視界は悪い感じ。怖い。

「参ったなぁ」なんて言いながら朝日堂、家へのおみやげ+α。あんドーナツは即食。

朝日堂で偶然会った知人からの情報で、右岸側に入ったが爆風スイッチオン!で撤収。
河畔林はゴウゴウと唸りをあげ、白鳥も前に飛べない。堤防では前に歩けない程の暴風。

帰り道は夕焼けがキレイだった池田町を抜け、途中寄り道をして陸別町付近で天候急変。
近道峠は通行止め、置戸から北見に向かうほど状況は悪くなり、どこが道路か分からない。

下の画像は訓子府の街の中ですが、郊外は道路半分ありませんでした。視界ゼロも何度か。
道東生活最後にして最大の悪条件をクリアし無事に家へ到着。きっとこれも良い思い出。か?

最後のアメ

2013年もあと僅か。23日は今年最後(かもしれない)の釣行。悩みに悩んで湿原。

秋の雨の影響が色濃く残る中流域。朝7時半に到着すると車1台無い。こりゃアウト!

水位は11月下旬に来たときより10センチほど高い、ギリギリ立ち込めるかな?

自分の持つ一番沈む(と思われる)システムで底を漁っていると2時間後にやっと・・・。

例年、この時期に賑わいを見せる釣り場なんだけど、今日はルアーの人を4人見ただけ。

そのルアーの人も早々に引き上げ、釣り場を完全独占。しかし高水位でほとんど動けず。

同じような場所でフライを変え、流し込む角度を変え、揺らしたり叩いたりして何とか4匹。

最後のアメは30センチちょっとのイワナちゃん。低調だった2013を〆るに相応しい1匹。

でも、キレイな朝日と夕日を見られて幸せ。貧果の日は温泉も食事も無しで直帰です!

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