6月 6th, 2010

ドライフライの季節

気が付けばカレンダーは6月、もう一週阿寒でユスリカか屈斜路にモンカゲ探しの旅かで迷う。
天気予報は晴れで日中の釣りには厳しいだろう、南風予報なので阿寒湖は諦め屈斜路へ向かう。
早朝、美幌峠を越えると屈斜路湖は雲海に隠されていた。9~10時にはこの雲も消えるだろう。

一箇所目はライズは見えたもののベタナギに近く射程圏内に入ってこない、しばらくして移動。
次に少し風のあたる岬を見つけ、ユスリカを意識したフライを引っ張る。6時半頃に初アタリ。

やや遠めで掛かるのでランニングラインがグーンと伸びる感触、そして程よい首振り感。
久しぶりに4Xを使ったので切れどころが分からず慎重にキャッチ、太ったアメマスに満足。

  

7時半くらいまで4尾、どれも50に満たないが肥えた魚体で強い引きを楽しめた。
9時頃まで粘ったが、上空の雲も消え去り南風が強くなってきた。一旦車に戻り休憩。
その後風裏やモンカゲ早出地帯を見てみたが、特に気に付くこともなく森のなかで仮眠する。

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午後は2時過ぎから釣り場に向かった。午前に釣った岬が空いていたので探ったがダメ。
夕方、砂湯~仁伏間をうろついたがモンカゲ1匹見掛けない、岸際に大量のワカサギの群れ。

「ワカサギの群れの沖にいるかもね」と浮かべたり引っ張ったりを繰り返すが反応無し。
ダメ元で最後にとモンカゲフローティングニンフを浮かべすぐに引っ張る。すると出た。

狂ったように暴れる魚体が水面下でギラギラ光った、ニジマスか?アメマスか?
どちらか判断出来ないくらいの光は夕焼けのせいか?少しリールを鳴らす走りのせいか?
4Xティペットでバーブレスフックだったため、またまた慎重になったアメマスは47。

朝、家を出るまで、峠を越えるまで、いや釣り場に立つまでは正直テンションは上がらず。
それでも水面下で掛けたアメマスも、今期初のドライでのアメマスもコンディション抜群!
これで一気に屈斜路モードに突入です、さて、今年はどんな釣りが楽しめるかな??

いよいよ屈斜路湖の熱いドライフライシーズンの開幕です。まだ少し沖ですけどね。
来週あたりからはモンカゲも見えてくるのかな?次はとりあえずツバメを探してみよう!