夏の釣りは水

寝不足の日が続き、土日は留守番・休養と思っていたけど土日とも空きが出来た。

眠くなったら途中で寝ましょう!と出発。泊釣行なんで嬉しくて眠気に襲われず現着。

上流域各所叩いてみたけど反応なし。中流域水悪く、一発だけ派手な空振り。

支流域は渇水で水温も高く、底石も藻で覆われてヌルヌルと滑る。水が悪い。

2日探る元気も失われ、次の日は帰り途中の川に寄って早めに帰ることに決定。

森に囲まれた川は水温も低く、底石もキレイ。夏の水としては上出来、いかにも釣れそう。

早い時間帯だったけど、いくつかライズも見られ早々に重量感のある綱引きを堪能する。

デカドライ向けの川ではないので小さめのカディスでライズを狙う。#10ですけどね。

夏のアメマスは強い、強い。ちょっとイイ流れで掛けるとキャッチするまで4~5分掛かる。

ポンポンとライズを取っていくとある場所でグッドサイズの手ごたえ、重量感とスピード。

瀬尻での連続ジャンプに「アメマスなのに飛ぶか~」と叫んでしまったけど虹鱒でした。

ちょっと時間が掛かったので回復が心配だったけど、水が冷たくてキレイなのですぐ回復。

目の前の浅瀬の底石の陰で休んでいたけど、接写しようとしたらビュっと瀬のなかへ消えた。

早上がりを考え、復路。陽も気温も上がりライズも増えたかと思ったら帰りは皆無。

さすがに連日の30度超だと魚も参っちゃうんでしょうかね?復路はボウズ。

帰りは最初のセブンイレブンに寄って買物。

ハーレー小軍団のチョイ悪風オヤジさんたちが駐車場でアイス。たぶんガリガリ君。

眠気覚ましにコーヒーでもと思ったけど、自分もガリガリ君スイカ味。最高の真夏日!

苔生す川

土曜日は遠方の釣り友と新たなる出会いが重なり、苔生す川へ。

今シーズン初のシングルハンド、ドライフライシーズンの始まり。

森に囲まれた清い水の川、底石も磨かれアチラコチラがポイントに見える。

陽が高くなると雲も千切れ、雑多な虫たちが飛び交う。やがてライズが・・・

押しの強い流れで水生昆虫を飽食した虹鱒は、簡単にはよせられなかった。

どこからか一斉に沸いたかのようにライズが頻発する。私ももう一つ頂く。

核心部でのライズを取ったり切られたりで、さらなる出会いを求めて上流へ向かう。

河畔のアチラコチラに初夏の情景。釣り欲が満たされると体が疲労を感じ始める。

帰りの時間も考慮し、まだ陽が高いうちに車に戻ることにする。

帰りに通った核心部で小さなライズが見えた。何人かでひと流ししたが無反応。

皆、下っていき、最後になったSさんに「下りますよ」と声を掛けに戻った。

Sさん、「良いライズ見ちゃった」という。何々と一緒に狙ってみたが出ない。

「もうダメか」とSさんが下る。自分は最後にチェルノ・アントを結んでみた。

「デカニジならもしかしたら・・・」と数投すると・・・、

最後の最後に出た重量感は虹鱒ではなくアメマス。

取りこみに時間が掛かったのは流れのせいではない、夏のアメマス。

いろいろな出会いがくれた楽しい初夏の一日に感謝。

同行の皆さん、ありがとうございました!また、どこかの渓を一緒に釣りましょう!

夏至の釣り

久しぶりの釣り、初夏の釣り。本流か支流か迷ったけど晴れ予報なんで支流へ。
朝のうちは曇っていて肌寒い。本当に晴れるのか疑問。でも虫っけは少しある。

ライズもライズする気配もないので地味目のウェットフライ(#8)を結んでみた。
ウグイ、アメマス、ニジマス、ヤマメなど小さな魚と遊ぶ。中サイズも数匹釣れた。

ひと通り流すとなぜか反応がピタリと止まった。数箇所見て回ったけど無反応。
これはイブニングまでダメかな?と判断して、近くの止水を見に行ってみた。

期待はしていなかったけど、岸近くでライズ多数。降りて観察してみるとオドリバエ乱舞。
雑多な虫をオドリバエが襲い、魚はそれごと捕食している感じ。8番の蛾みたいなフライを結ぶ。

20センチ前後のサイズがスグにアタックしてくるので良さそうなライズを狙う。
40前後サイズが掛かるとその場はしばしの沈黙に。場所を変えながら同サイズ。

いつの間にか陽射しも強くなり真夏の様相。周囲の森ではハルゼミの大合唱。
何匹か水面で波紋を出していたけど食われてませんね。久しぶりの好天だもんね。

ドライフライで釣れて気分良く昼休み。近くのキャンプ場にテントを立てて少し昼寝。
夕方、ライズがボコボコ出ることを期待したけど虫だらけの割りに水面は平穏だった。

早めに切り上げようかと車に戻ると、もう19時。まだまだ明るい夏至の一日。

ゆっくり片付けてキャンプ場に戻る途中の20時の夕焼け空!楽しき1日なり!

(1晩テント泊して次の日は釣り無し早朝帰りです、悪しからず)

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