12hours

23日、6時30分現着、気温2℃。駐車場にはすでに10台くらいの車。
7時前の渡船は私ともう一人。先行者は一人だけという北大島へ向かう。

風は弱いが午後には北の風5~6mの予報。それまでにアメマスでも釣れれば・・・。
そんな甘い期待とは裏腹に絵葉書のような素晴らしい景色を楽しむ時間を過ごす。

ベタ凪とさざ波を幾度となく繰り返す。きっとどこに移動しても同じだな。
水没したボサ周りでやっと小さなアタリを感じる。30センチほどのアメマス。

北大島の西側(船付け場)はユスリカが多く、そこにはワカサギもたくさん見える。
ワカサギの群れも大きくて1群で100~400くらいか?きっとその沖には・・・?

午後になっても風は強くならず「今日はハズレだったか?」と思い始めた16時過ぎ。
風は弱いまま、向きが前浜方向から吹きだした。正面からの風が幾分強くなったかな?
そう思うとボサ周りでアメマス、次の数投目にまた軽いアタリ?そしてズッシリと沖へ!

フッキングはしっかり出来なかったけど、魚自体の方向転換でしっかり掛かった様子。
あとはボサに絡まないようにだけ注意をしたけど、たぶんこっちは必死、そして・・・。

16時20分過ぎの出来事。60ちょっとと若いイトウなんだろうけど私にはもう充分!
写真も2枚ほどササッと撮ってメジャーをパッと充てて、すぐさまリリース。そして感慨。

その間に風は強くなり期待感はグっと増したけど、19時のお迎えまで何も無し。
風の変わり目がくれたワンチャンスに感謝。きっと今回が自分にとっての朱鞠内元年かもね。

一矢!

GW後半は3日間でなく、3日だけの釣り。干潮も昼前なので7時半過ぎから立ち込み。
人はそれなりに並んでいるけど、ほとんど釣れていない。水が動く10時からが勝負か?

たまに群れが通るのか、釣れるときは2、3匹連続で反応するが、沈黙時間の方が長い。
掛かった瞬間、グッとロッドを絞り込むけど型は40前後。10時過ぎには帰る人も出てきた。

向かい風が強くなってきたのでスカジットラインに変えて、フライをしっかりターンさせる。
相変わらず小アメのポツポツ状態で集中力も切れ掛かった11時20分過ぎにドッカン!

潮止まり直前の良型に気を良くして、少し延長戦を試みたけれどやっぱり小アメばかり。
午後はいつの日かのためにポイント探索。それでも時間があったので対岸で振ってみた。

気配の割りに渋く小アメ2匹のみ。グッタリ疲れたけどきっとライズの主はウグイだね。
夕食時間に帯広の街を通ったので、一度行ってみたかったインデアンカレーに寄ってみた。

食事の人と持ち帰りの人で店内は120%の人の入り。気後れしてメニューの撮影出来ず。
人気にうなずきながら清水町まで走ったが睡魔襲来。日勝峠の入口で3時間も寝てしまった。

寝ている間に雨が降ってきて峠は上り8号目まで濃霧。8合目を過ぎると霧は晴れた。
日高町まで降りるとまたまた睡魔クン襲来。翌朝5時まで熟睡、やっぱり遠いゾ、道東!

曇り時々アメ

28日早朝、曇り、微風。気温は何℃だろう、気にならないくらいの気温。

昨日と変わらない濁り、それでも水面を割って暴れるアメマスと対峙したい。

昨日と同じ、忘れたころにガツッとアタる。濁りの底に向かってロッドを絞り込む。

良くて50ちょっとの大きさだけど、フックを外すまでに相当の水を掛けられる。

潮止まりの9時ころまで、昨日と同じ感じ。だけど今日は最後までアメマス!

車に戻って遅めの朝食は、厚岸駅前で買った「かきめし弁当」、うまいッス。
サイコーのGW前半戦の旅は、アメマスの有り難さを再確認出来た旅となった。

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