秋晴れに誘われて

天気予報で今季1番の冷え込みになると聞いていた水曜日の朝、寝苦しいよりずっとイイ。

5時半に自然に起きて、ゆっくり片付けて6時に、さてどこ行こう。下流でも見にいこうかな。

 

心地良い秋らしい空気の中、車の窓を開けて北へ走る。ポイント近くに着くころには霧も晴れた。
2箇所流し終えるころには秋晴れのよいお天気に。トンボが舞うのを見てドライ魂が目を覚ます。

午後は上流に戻る。

いつもの支流のいつもとは違う場所を見ているとライズ、早速準備をして静かに様子を観察。
水生昆虫は見られず水面に絡んでいるのはトンボだけ。一番細長く見えるフライを流すと・・・、

それほど大きくない魚だけど、とにかく良く走る。2、3度リールを鳴らし3分後にネットイン!
50に届かない虹鱒だったけどデカドライで釣れて満足、しかしその後3箇所で見切られ・・・。

満たされた気持ちと残念な気持ちの両方を抱えたまま16時に終了。今日も五味温泉に決定。
その前に明日の朝食の調達、昨日休みだった下川町の「美花夢(びーかむ)」でパンを購入。

温泉に入り明日の作戦を考える。朝はあの場所で探り・・・、いろいろ考えてたらのぼせた。
連日のアポロで「エビとキノコのトマト・・・」長くて忘れた。ボリュームあったのは覚えている。
※画像の量は大盛ではありません、正にボリューム満点!これもオイシかった!

さて、アポロでの「脱定番メニュー」も残すところあとわずか。
私の夏休みも残りところあと1日。納得の1匹を目指します!

遅い夏休み

長かった夏もスイッチをオフにしたかのように急に気温の下がった秋の北海道、道北。
9月の最終週に遅い夏休みを取ることが出来たのは、釣り人としてはうれしいタイミング。

幾つかのポイントを探ったが今年の季節のせいか、或いは今日の天気のせいか反応は無い。
長い夏にすっかりくたびれた草木の間をすり抜けた先のポイントで、そのドラマは待っていた。

水位は低く、ドライフライ用のタックルそのままにノーウェイトのウェットフライを結んだ。
1度目の衝撃は見たことの無いリールの逆転を脳裏に残して消えた、震えながら一旦岸へ。
気持ちの震えが治まってから再度、瀬を流す。2度目の衝撃は一気に100mは下った。

夏休み初日にして目標の1本が取れた。60にはわずかに届かなかったが問題ではない。
セルフショットを試みたが、鱒の自重で腹部が圧迫されるので半分水没、これでイイのだ。

虹鱒が元気良く流れに戻ったのを見届けて、車に戻って昼食を取った。
今回の釣り旅のために仕入れたコーヒーとパン、釣欲に続き食欲も満たされた。

次の出会いを求めて下流へ下った、2~3箇所見て廻ったがデカニジからの反応は無かった。
曇空だったため、少し早めに釣りを終えて温泉に移動、その後、喫茶アポロにて静かに祝杯。

今日も「脱定番メニュー」(自分の中の)ということで「納豆スパゲッティ」を注文。
アポロのメニューでは一番ヘルシーということだったので大盛で、しかもかなりウマイ。

なぜ今まで食べなかったのか後悔しながら40を幾つか超えたので、これからはこれが定番?
食後にワインもいただき、車に戻って歯磨き後バタンキュー。寒い夜だったので熟睡でした。

 

さて、明日は・・・

当てが外れて

前の週のようにアレもコレもと期待して金曜夜に出発も、夜は気温も下がりカブトムシ無し。

車中泊の目覚めはキレイな朝焼けが見られて「何かイイことあるかも」と勝手に気分上昇。

今回はこの夏のビールパーティの抽選で当たった折りたたみ自転車を投入、機動力で勝負。

いつもより長い距離を歩いたが、その区間は全くの無反応。川から上り自転車で車まで戻る。

ところがタイヤが柔らかいようで河川敷の砂利道を走らせていると何だかパンクしそう。

体重オーバーかと注意書きを探すと「オンロード(舗装道)専用」と小さく書いてあった・・・。

その後、車でアチラコチラ移動してみたが全然反応が無い、気温も上がりもうヘロヘロ。

高い木々に囲まれた日陰になるポイントで岸際を流すとドッポンと食って一気に疾走!

その後はやっぱり何にも無しで1匹釣れたのが奇跡のよう。こんなに歩いたのは久しぶりかも。

とにかく暑い中歩き続けたのと、砂利道では乗りにくい自転車が余計だった。夕方を待たず撤収。

ちょうど夕飯時に滝上町を通ったので「天手古舞(てんてこまい)」で食事。

知っている人は知っていると思いますが、ここのメニューは全て著名人の名前が付いている。

この日は「亀田こうき」、「亀田こうき」と頼んでも「しょうが焼き定食ですね」って言われるんですけどね。

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