'ダム湖'

アリでない

今週はデカドライだけでなく、やや小さめなアントパターンを数本巻いてチャレンジ。

ちょっと遅めのスタートだったけど誰もいない。満水の湖面にライズリングは見られない。

湖面に陽があたるとライズも出てきたので、まずはデカドライ各種。フライを避けていく感じ。

#14アントパターンを浮かべると30台のニジマスが出た、この調子でデカニジを期待したが沈黙。

どうせサッパリならとデカカディスをずっと浮かべておく。少しずつ流れフライラインを出し切る手前でズドン!

合わせた直後にスズメバチが耳の後ろに止まったので怖くてファイトの前半は覚えていない。

スズメバチが遠ざかってニジマスに集中するとアタッたときの重量感はない、ラインの重さだったのね。

その後水位が落ちてからは前回同様の修行コース。小さいフライも大きいフライも関係なし。

厳しい減水タイムは終了し増水に移行。増水しきって夕方再度水位が落ちだすまで湖面は沈黙。

流れが出始めると不思議とアチコチでライズが発生。それはインレットから徐々に湖全体に広がる。

大きめのライズ目掛けてデカドライをキャスト、やる気のあるヤツだけ来い!と水面を引っ張る、と・・・

狙ったデカニジではなかったけれど、ホレボレする魚体のナイスファイター。

朝から11時間振り続けて途中30分休んだだけ。アリかと思ったけどそうでもない、ますます迷宮。

厳しい釣りではあったけれど、釣り場で何人もの知り合いの方と会ってお話しすることが出来た。

そんなひとつ、ひとつが収穫となるわけで、楽しい夏の1日となった。

釣り場でお会いした皆さん、お疲れさまでした。これからもイイ釣りしましょう!

大物は本物を

鏡のような水面にライズリングが広がっている、しかも浅い場所で。

クルージングが一旦遠ざかってから、その場所にフライを浮かべる、待つ。

マドラーミノー、デカカディスに反応悪く、チェルノブイリアントを浮かべた。

ライズが近くなったときに、ちょっとだけ動かした。

浅い場所で掛かったニジマスは深い場所へ逃げようとしているのか?一走りでバッキング。

流れのある場所まで連れて行って少し時間を掛けてリリース、その間に群れは戻っているか?

次の魚は走ってジャンプを繰り返し、かなりバッキングを出したあとにバレた。こんなバラシ久しぶり!

程なくして群れが戻ってきたようす、流したまんまのフライを少し動かすと「ポクッ」と食った。

この魚も良いファイトを見せてくれた、1匹目より大きな魚だけどバラした魚はもっと・・・

リリースしている間に水位が落ちた、水の流れもハッキリしてきて、ライズも多数。

しかし、それからが試練の時間。大きいフライに反応してくれない。持ってるパターン全てダメ。

良いサイズの魚の群れが何度か射程圏内に入ってきたけれど、35センチくらいのが釣れただけ。

波の無い鏡のような水面でポクポクと多くのクルージングライズ、たぶん羽アリを偏食している?

持ち合わせが無いので答えは分からず仕舞い。

それでもバッキングゲームを3度も楽しめて、大満足の1日となった。

デカドライの季節

急に真夏の天気になった道東・オホーツク地域、川は渇水も手伝ってぬるま湯状態らしい。

少しでも冷たい水を求めて先週と同じ山上湖、昼前ころに晴れ間が広がりオジロワシが舞う。

ラバーレッグの付いたデカドライに無反応、蟻、蜂、蝿、蛾、毛虫などたくさん浮かんでいるけど・・・

浅場で小さいゴリが時たま襲われている、サイズは違うけどマドラーミノーを結んでみた・・・

ライズのあった場所にワンシュートでキャスト、フライを引いたと同時に水面が炸裂!ゲームスタート!

1匹目は体高のあるオス、セッパリマスをコンパクトにした体躯で走りまくった納得の1匹。

同じようにライズを探し射程圏内(20m以内)に入ってきた鱒を狙い撃ち、2匹目は50超のメス。

2匹目を釣ると水位が急激に上がりだし、ライズも遠くなった。一旦上がって休憩、って暑すぎ。

温泉に浸かって休憩所で一休み、それから夕刻の一発に賭けてみた。もうダメかと思った頃に・・・

#6のデカ黒カディスにドッパーンと出た1匹は最初の走りでバッキングを引きずり出した。

ティペットは1.5号とそれなりに強気になれるタックルだったが、結構な時間を掛けてネットイン!

このあと似たサイズを1匹追加したが暗くて即リリース。今日一日、好きな釣り方で納得の鱒たち。

来週から8月、いよいよデカドライの季節。楽しみではあるけど、その前にまとまった雨がほしいところ。

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