大雪山一周の旅

11月7,8日の話。

今週は土日自由なんで車中泊グッズ一式積んで何も考えず出発。

満水のかなやま湖は止めて、下りアメマスでもポツポツ釣ろう。

そう思ったけど、季節は過ぎ去りいつもの流れに鱒の姿はない。

次なる作戦を考え中に雨、逃れるように峠を越えて十勝入り。

この時期はぼやぼやしてると、アッという間に時間が過ぎる。

見えるとこにチャチャっと入って投げて、全然ダメで夕方。

最後は然別川だったんで、そのままかんの温泉に直行です。

ここでノンビリして真っ暗。士幌で夕食と思ったけど、彷徨って上士幌。

上士幌にも道の駅が出来たので、そのまま仮眠。トイレは最新でグッド。

糠平湖は例年より水位が低いので、フライでも入れる場所はある。

減水時の地形を思い出しながらキャスト、しばらくしてモアッとアタリ。

あまり引かないのでアイツかなと思ったら、お疲れ様のアメマス。

激ヤセしちゃってるけど、キレイな色合いと尾ビレ。回復を祈る。

狙いは間違ってないのかなと安心しつつ、周りを見ながら投げ続ける。

追い風に乗って気持ちよく飛んだフライに遠くで食い上げた、茶色いぞ!

止水での久しぶりの重量感は念願のブラウン。丸々と太ったうれしい1匹!

やがて陽射しも当たるようになって、釣りにはいい気温だけど反応はない。

お昼は駐車場の前にベンチがあったので、コーヒー淹れて余り物を食べる。

釣果も出たので、早めに切り上げて温泉入って早めに帰ることにする。

いつもの湯元館が休館中なので、幌加温泉に寄ってみる、ギリ入れそう。

直前にボタン雪が降って雪見風呂、帰りには鹿の親子のお見送り。

陽が暮れる前に家に戻る。気がつけば大雪山一周の釣り旅となった。

無計画だったけど、結果出て早めの帰宅。たまにはこんな余裕の釣りもいいね。

セミ一本勝負!

19日に遠征の釣り友と4人で支笏湖に行った。セミフライでのブラウン狙い。

本当は17日から3日間の釣り旅予定だったけど仕事と大雨で19日のみ合流。

友人ひとりがニジマス、ひとりがブラウンとまずまずの釣果。自分はアメマスのみ。

予定していた有給は取り消さず22日に行使、晴れ続きのセミ日和の釣行!

7時過ぎにトンネル近辺で様子を見たけどベタナギ。湖岸にはウグイだらけ。

すでにセミは大合唱しているので昼過ぎにはボトボト落ちてくるかな?

などと考えながら、9時過ぎに林道へ入る。30分ほど歩いて湖岸、ベタナギ。

ウグイやアメマスのライズが多いけど、時折ゴボッと重厚なライズ音も聞こえてくる。

その近辺に寄って岸からそっとフライを浮かべて待つ。10分とか15分とか。

少し湖流が出て、余所見の時にフライに出た。小さいの2回と良さそうなの1回。

フライを凝視していると何も起こらないのに・・・、不思議なもんですわ~。

しばらく周囲でライズ出なくなったので昼にしようと時計を見るとちょうど12時前。

12時半から再開して1時間ほどフライを浮かべていたけど反応無し。戻ろう。

戻りは湖岸を見ながら進むと午前中陽の当たっていたオーバーハングが日陰に。

日なたと日陰の境目、岸から3~4mのところでボコッとやっている、しかも連発。

山際を歩いてロールを打てる位置を決めてライズが遠退いたときにキャスト、待つ。

そして・・・、

いろいろ考え過ぎてカメラのスイッチ入れ忘れ、ひと暴れあとに撮影開始。

歩いて待って、待って歩いてやっと釣った1匹に感動!もちろんセミフライ。

その先の日陰でもライズ、しかも向こう側からこちら側にクルージング。

一度二度やり過ごして立ち位置、キャストポイントを決めて待つ、来た来た~。

1匹目より小さいけれど、同じように連続ジャンプでハラハラさせてくれる。

この時は湖流もなくベタナギ、セミも落ちているわけでもない、雑多な虫がポツポツ。

やはりいろいろ経験を積まないとダメですね、1日のうちでもいろいろ条件が変わるし。

もうひとつふたつ良いライズ見たけど、気配を感じ取ったのか射程圏に入らず。

雲が多くなって日陰と日なたの境目が曖昧になったせいかどうか、ライズも消えた。

日曜の釣り友との釣行が良い刺激になって一日続いた集中力。釣り友にも感謝!

この感覚を忘れないうちに釣りに出掛けたいのですが少なくとも2週間は家の用事。

撮った動画でも見ながら次の釣行に備えましょ!

まさかのマルチヒット

8時過ぎ、最初に入ったポイントの数投目で掛けた重量感は連続ジャンプでバラシ。

一日一回あるかどうかの出会いをモノに出来ず脱力。でも、来たばかりなので続行。

もう今日はダメだと思いつつも、体は次に来るアタリをモノにしようと緊張している。

そして・・・、

朝一ほどの重量感ではないけど、十分にロッドを曲げ、連続ジャンプで大暴れ。

一度目の失敗も効いて、慎重かつ大胆にロッドを曲げて大波のなかネットイン!

これぞ、支笏湖のニジマスと唸ってしまう銀鱗、ブルーバック・レインボー。

もう、これで十分という気分だけどまだ9時半。風もさらに強まってきたので移動。

しかし結構アチラコチラに車が停まっていて、流れ流れて風が弱めのポイントへ。

なんと、ここでも数投目でアタリ、小さいけどブラウン。支笏湖で初の複数安打。

これはまだまだ釣れるかもと、カメラを回すと来ません。そんなに甘くはないのです。

いつもと違うのは、ちょっと緩めの流れが出ていて風も同じ方向に吹いている。

時々、良さそうな潮目も現れるけど、反応は無い。結構歩いたんで戻ります。

もう14時近く。今日は天気もよく少しユスリカが出てきたか?今、モジッた?

偶然、目に入った水面の変化を見逃さず、小ブラを追加。3匹目、すごい。

最初の小岬まで戻り、ここで終了と考えて現れた潮目にキャスト、そして・・・、

ガツン、ロッドに乗った瞬間は重かったけど、その後引かない、泳がない。

MY支笏湖記録となるブラウンは、まな板の上の鯉より大人しかった!

思ってはいたけど、撮影後、湖に戻るときのスピードはアッという間。

ニジ&ブラでマルチヒットは初めて。魚体もキレイだし、この秋冬は通うかな?