'十勝川'

雪無し十勝川

今時期はワカサギ道具出しっぱなしでフライフィッシングの準備。

旭川の住処は散らかったまま、昨年行けなかった3月の十勝川。

前夜に出発して士幌の道の駅で仮眠。朝焼けのなか、5時過ぎに出発。

十勝の平野部は雪がなく、季節が進んでいる感があったけど河岸には氷。

まだまだ30センチ近い厚さがある氷の上を歩いて川のなかに立ちこむ。

岸際に深みがあっても、ちょっと上下に移動すると浅場が見える。

ひどい所は下流域なのに対岸まで行けそうなくらい浅い。

下げ潮だけど流れの筋もなく、川面全体でまったり静かに流れてる。

違う場所に移動。それにしても雪が無い。河川敷道路で移動できる。

さすがに堤防内側の道は所々に残雪があり、無理できないので徒歩。

気温もプラスで微風。上空をたくさんの渡り鳥の群れが北に向かう。

オジロワシが舞い、鶴の群れもいて、いつもの鳥たちの楽園風景。

釣り人はポツリポツリとは見えるけど、往年のそれには程遠い人数。

自分は頑張って過去に入ったなかでも岸から深そうな場所で釣ってみる。

流れも障害物もあって良い雰囲気だったけど、フライを3つ無くしただけ。

岸から少し入ってみたら、ふかいんだけど、すごい量の泥底だった。

歩ける範囲でずっと下流にも行ってみたけど、藪化していてたいへん。

やっと岸に降りて入ってみると、やはり浅いか泥底。抜け出せない所も。

ネオプレーンでの長距離歩きで汗だく。帰りはもうヘロヘロ状態に。

車泊の用意はしてあるけど、そんな状況でも気分でもないスね。

久しぶりに朝日堂のドーナツ買って、インデアンでカレー食べて帰宅。

下旬から子どもの引っ越しなどで釣り不可。来週はラストワカサギかな。

フライフィッシングは4月の厚岸遠征まで出番なさそう。

GW遠征初日

今年のGWは6日に有給を取って、5~7日と3日間自由の身。やっぱり道東かな?

メインは阿寒湖に行くことに決めているが初日は手前の十勝で釣ろうかなと。

下げ潮止まりが朝8時くらいなので、夜明けと同時に釣り開始予定で早出し仮眠。

しかし寝過ごしてしまって現着6時半、実質1時間半ほどの勝負か?居るか遡り?

こちら岸、誰もいない。風、波ともに良し。すでに水位は下がっているので核心部。

冬から巻き貯めた新作フライ、前回も持って行ったけど、今回100均ケースに並び替え。

早々にコンタクト有り。元気はイイけど小さいみたい。ウグイの可能性も有り。

1匹目は30センチほどのアメマス。サングラスに水しぶきを掛けてのお別れ。

似たようなサイズがポツポツ反応。リトリーブの釣りだけど表層で掛かるので楽しい。

ちょっと大きくても40には届かない。でもここは終盤。と言うより今年は終わっているか?

天気も良く、小さくとも魚からのコンタクトがあって、テンポの良い釣りで満足。

8時過ぎ、下げ潮止まりか。上げ始めるまであと1時間あるけど、ここは終了。

近くから「キャ、キャ」とオジロワシ(オオワシかも)の鳴き声。ここの主。

波と風の音、鳥の鳴き声。気持ちの良いスタートが切れて、心穏やかに次へ。

しかし、ここから東のアメマス河川ではどこもノーコンタクト。釣り人も少ない。

昼はいつものやはたでラーメンが食べられてよかったけど、夕食はコンビニ食。

次の日は朝から1日阿寒湖。最終日は阿寒の状況次第で残留か、河口戻りか?

道の駅阿寒に着いた頃にはヘトヘトで温泉にも入らず1杯飲んでバタンキュー。

夢見ることもなく、4時起床(ノー目覚まし)し、阿寒湖へ向かうのであった!

遠征最終日

遠征最終日は二手に分かれての釣り。私組は3人で河口の1発を狙う。

朝のうちはベタナギで霧がかかる幻想的な風景のなか竿を振る。無反応。

やがて霧が晴れて陽が照り出だすと同時に風も吹き出す。

核心部に近づきながらやっと言1匹、中型サイズだけど糸鳴りさせる走り。

サバのような色合いと身のしまり。数は少ないけれどゼロじゃない。

波が出てきてイイ感じですが魚影は薄い。アチコチ回って元の場所で・・・、

やっぱりスポットは狭いのか、バラシひとつ挟んでまあまあの手応え。

元気が良く、なかなか寄せられないけど納得の1匹。さあ、次は友人に!

下げ潮止まりなので時間も無い、友人2人に反応の良いスポットを狙ってもらう。

すると1匹も釣れていなかった友人の方に衝撃のアタリ、リールの逆転音!

時合、最後の最後に幅広の60半ばのアメマス!良かった、良かったぁ!

魚影の薄いなか、何とか3人とも魚の顔が見られて満足でインディアンカレー。

グルメツアーの最後はやっぱりインディアンだね、何て言っていたら夕食は・・・。

前から行ってみたかった千歳のおいしいラーメン屋さんに皆で行けました。

いや、これは病み付きになります、次回、またこのラーメンを皆で食べましょうゾ!

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