3月, 2015

早春の十勝川・おまけ編

遠征最終日(15日)、みんなで相談して大きく場所替えしてアメマスを狙う。

仲間がポツポツと釣って10時過ぎにはマッタリモード。飛行機の時間を考え早めの解散。

私もここで皆とお別れして、昔よく利用した定食屋へ向かう。しかし日曜は定休だった。

どこか途中で温泉でも入ってゆっくり帰ろうと思ったけど、十勝川に近づくにつれヤル気復活!

下流から見ていくと、堤防道を散歩中のお父さん犬に「1匹釣れた?(ワン)」と聞かれた。

お父さん犬を連れたお父さんに「ウグイ釣りか、引っ掛けか?細い竿だな」とアドバイスをいただく。

気を取り直して上流へ向かうと有名ポイントに駐車2台。14時、やはり釣れていないのか?

遠浅ポイント無人、水位も低く水の色もだいぶん回復している。流れも出ているので釣り開始。

1投目で根掛かって木の枝を釣る。2投目、またもや根掛りかと竿を煽ったらいきなり伸された。

3日間での初アタリが強烈なストライク、暴れるシーンを撮りたかったけど、動揺して全然写ってない。

重量感タップリの70オーバー、もちろんこの1匹で心の奥のモヤモヤ感は完全払拭。

同時に先週の雨がもう2,3日前に降ってくれていたらなと重ね重ね残念に感じた。

時間は15時前、下げ潮止まりが17時だけど帰りを考えてあと1時間勝負か?

しかし、その後はひとアタリもなくストップ・フィッシング。奇跡の1匹にモーレツに感謝!

帰り支度をしながら15分くらい川面を眺めていたけど、ライズもボイルも無い。

3月はもう遠征できないけれど、すんなりと諦めがつくほど生命感に乏しい3日間だった。

それにしてもよく歩いた3日間だった。1日目1万歩、2日目1万1千歩、3日目6千歩。

スノーシューだから可能だった十勝川の彷徨い、森を歩くこの周辺で最後の釣り人となった。

広い河畔林を抜けると堤防の上空を北に向かうはくちょうの群れ。

堤防を上がるまで川のほうからは、はくちょうたちの鳴声が聞こえていた。

十勝遠征の最後はインデアンで〆。今日は迷わずインデアンカツを注文。

延長戦で釣ってしまったので、帰りの温泉はさすがに無し。天気は穏やかな3日間だった。

今回の釣り旅、師匠を始め、ご一緒させていただいた皆様ありがとうございました。

またいつかどこかで一緒にロッドを振りましょう!やっぱり釣りってイイね!

早春の十勝川・メイン編

フライフィッシングシーズンの開幕は、遠方の仲間と予定が噛み合った早春の十勝川から。

昨年秋の渋さを引きずり厳しい状況のところに、遠征数日前には季節外れの豪雨。

何とか釣り可能な水位まで落ちたが、濁りと水温低下は残ったままでシビアな釣りの予感。

一箇所目のポイントは手前に寄った魚がいないか期待したけど寄っていない様子。

朝一は雪上も凍り歩きやすいが、日が高くなるとすぐに柔らかくなる、スノーシューの出番。

雨後の増水で早くに降りた魚がいるかと思ったけど、アザラシブロックで降りていないのか?

さて、どうする?下げ潮が14時過ぎだったので、水位落ちると判断して朝一ポイントに戻る。

水位はほんの少し下がっただけで逆に濁りが増していた。底を探るがゴミ拾いと根掛り。

水位、濁りと水の冷たさに諦めムード、体力を温存して明日に賭けるために切り上げる。

この橋こんな時間に通った記憶ないぞ、なんて思いながら気持ちを切り替え温泉に向かう。

今日の宿、富士ホテルは源泉を持っているので「湯元」。内湯1つだけど最高のお湯す。

夕食は歩いて5分の「ラーメン・田楽」。

別のもの頼もうと思いつつ、結局いつもの特製豚そば。

食事を終えて、歩いて5分のホテルに帰る途中のセイコーマートで部屋飲み飲料等を調達。

楽しいお酒と会話も明日のことを考え11時過ぎには散会となり、私は軽く温泉へ。独り占め。

2日目は濁りと水温を嫌い、少し上流で探ることに。積雪で車が入れないのでしばらく歩き。

数名、ポツポツと忘れたころに小アメを釣る。私は歩ける範囲でポイントを探しに向かった。

しかしここは十勝川、見えるカーブに向かったけど歩いても歩いてもなかなか辿り着けない。

やっとの思いで着いた場所も深そうなんだけど小アメ1匹のアタリもない。もう戻りますかね。

結局、昨日より歩いたけど釣れたのは最初のポイントの一箇所で仲間全体で4匹。私はゼロ。

昨日より早くに撤収を決め、帰りはスノーシューでも埋まる雪原を汗だくになりながら車に戻る。

2日目の夜はホテルから3分のすし屋さんで小宴会。そしてホテルの戻って中宴会。楽し~!

さあ、明日は最終日の半日勝負!どうする?どうなる??

わかさぎ三昧

冬の楽しみである氷上のワカサギ釣り。食べ飽きないおいしさも魅力のひとつ。

今シーズン最後と思われる釣行にかなやま湖を選んだのには「魚の味」にも魅かれていた。

大型(12~13センチ)でも内蔵の苦味がないので、我が家ではそのまま調理で問題無し。

サシ餌も釣っていて針から取れていることは皆無、マキエの跡も無く湖上はキレイだしね。

今シーズンのワカサギ最終戦は2月最終日。大中小と3サイズを仕分けして調理。

中小サイズは唐揚げ。小サイズは主に子どもが食べて少々余るはず。(無いときもある)

それを翌日、しょうゆ、日本酒、みりんと砂糖でネギを煮て、柔らかくなったらわかさぎを入れる。

1分くらいわかさぎに味をしみ込ませて、溶いた卵を回すように入れ、一旦強火にして火を止める。

わかさぎの卵とじ丼完成。ネギは玉ネギのときは甘め、長ネギのときは甘さを控えた味に仕上げ。

中サイズは唐揚げにして、主にマリネにする。

以前は白ワインビネガーとかでマリネ液を作って漬けていたが、最近は市販のマリネ液。

それに少々調味料を足して好きな味に仕上げている。酸っぱめが好きなので酢も足す。

これはもうその辺のフレンチを越えた味わい!コース食べたこと無いけどね。

今回、かなやま湖の大サイズのワカサギはこれにすると決めていた「わかさぎの一夜干し」

以前、北見で挑戦したときは、チミケップ湖産(12~13センチサイズ)は成功。

網走湖産(13センチサイズ)では苦味が残り、この影響で網走湖には行かなくなった。

再度、チミケップ湖産で挑戦したときは、寒い夜(マイナス20度超)で干す前に冷凍。

水分を含んだまま冷凍したので解凍して焼いたら、水分垂れすぎで味半減、身もボロボロ。

それ以来の挑戦、かなやま湖産の大サイズは・・・、大成功!ししゃもなんか非ではない旨さ!

白糠町の大森水産を真似て塩水ではなく、直に塩もみして3時間、塩と出た水分を洗ってから干す。

ビールなら商品にならないほどに苦味ゼロ。もう、完全メニュー化ですな。

これは前回のかなやま湖の大サイズわかさぎの甘露煮。

まだ残っているので、これも少しだけいただく。いやぁ、美味しい。

(内蔵の)苦味のあるワカサギは甘露煮にしても苦さは残る。

なので、かなやま湖産はとても上品な味に仕上がる。

来シーズンも単独釣行はかなやま湖で決まりかな?