10月, 2010

高気圧に誘われて

土曜日は高気圧に覆われて秋晴れの予報、その数日後はいよいよ雪の予報。
もしかしてあの虹鱒たちもそんな空気を感じて、荒食いを興じるかもしれない。

そんなことを話しながらの道中で休むことなく現着、暖かくなるまで仮眠することに。

 

思ったよりもずっと静かな水面だった。9時過ぎにウエットフライで57。
友人が昼頃に同じくウエットで50を掛ける。期待した午後も水面は沈黙。
終了間際の15時前にすっかり日陰になった水中からチェルノ・アントで51。

落ち葉の季節もピークを過ぎ、晴れればもうワンチャンスはありそう。
限りなくドライフライの出番は無さそうなので、私は次のステージへ向かう。
抜けるような青空を見ながら、脳裏には湖面のライズリングが浮かんできた。

夢は続く・・・

今年は十分に楽しませてもらった。今日もほんの1時間だけの晴れ間に・・・。

それでもプールの主には外された、ケタ違いのパワーとスピード。

夢はまだまだ、未来へと続く・・・

デカドラシーズン閉幕

やっと雲が晴れた正午過ぎ、デカドライを諦め0.8号に#16のカディスを結ぶ。
何の躊躇いもなく黒っぽい尖った口にフライが消えた、走りたいだけ走らせた。

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緩い流れの真ん中の神経質なライズの主。
やっぱり小さめのカディスに反応した。

フライパッチがいっぱいになった。
少し早めにロッドを仕舞った。
目の前で何匹かの雪虫が舞っていた。

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