6月, 2009

ちまちま食っているね~

 

モンカゲロウは結構見られるのに、今ひとつ反応していないように思う。

雑多な陸生昆虫も多いし、流れの筋を見つけられないのも厳しさの原因かな?

立ち込みでは無視されたので、思い切って沖へ漕ぎ出してみた、すると・・・

幸先良く、一つめのライズをいただく。

リールを少し逆転させた魚は、次にフロータの下へ潜りこもうと急速で寄って来る。

銀色の魚体が水面近くに浮き上がってくる。

もう一息だけど、なかなか空気を吸ってはくれない。

久しぶりのシングルハンドロッド、片手で支える難しさを痛感!

それより魚の回復が先だな、表水面の温度も上がっているからね。

表水温も16度~18度とかなり高くなってきました。

陽射しの強い日だと夕方には20度近くまで上がる場所もあるでしょう。

天気次第ですが、前半戦終了ももう目前です・・・
 

曇りばかり、アメばかり

6月も第3週、そろそろいい釣りしたいと誰しもが期待する時期、しかし今週も天候は優れない。

それでも朝4時には小さな岬に立ってしまう土日アングラーの悲しい性か、おっ、ライズだ!

周辺はオオユスリカが飛来し、水面に落ちるものも。そしてそれらの周囲にオドリバエ乱舞。

焦る気持ちを抑えつつ、ロッドを繋ぎテーピング、ラインを通しティペットを接続してフライを結ぶ。

その間に風が出て見る見るうちに波立つ、ひとつライズを取ってフライを替える頃にはライズは消えていた。

 

 

それでもドライフライを浮かべるのです。

ニンフなど沈める釣りはしません!こだわりではありません!ドライしか持ってきていないのです!

他にライズは見えないので、落ち着いてリリース出来ます。

背中に受ける風はほんの少しずつ強さを増していくような・・・

小さめの魚はパシャっとあわてて、大き目の魚はゆったりと消えていきます。

モンカゲ祭りの雰囲気ではなく、適材適所なフライを浮かべるのです。

今日は、釣れてくるのはアメばかり。

今週は15時間、釣り続けました、釣れ続けましたとは行かなかったけどね。

  

いよいよドライシーズン!

 今週もパっとしない天気、でも快晴よりマシだよと自分に言い聞かせ屈斜路湖。

 低い雲

 朝一、砂湯の北方面は水の泡立ちが消えない。

この水の状態で良い思いをしたことがない、少しして移動。

KONOHIRE

 ユスリカ、ハエ、ハチ、ハムシや雑多な昆虫が風裏で帯になっていた。

ほんの少し陽が射したとき、沖から狭いワンドに押し寄せた魚群!
ニジマスの躍動は釣り人を翻弄し、アメマスのトルクはロッドをじっくり曲げてくれる。
どちらも40センチ後半の魚体だけど、1サイズ勘違いさせてくれる元気モノだった。

いつか、また会える日を期待して・・・